【ぼくが観光振興に関心を持つわけ vol.1】(自己紹介)

ぼくが、今のように観光振興に関心を初めて持ったのはちょうど8年前。大阪の民間会社で、貿易事務や通関士の仕事をしていた頃です。

貿易業界で8年間働くなか、少しずつ友人ができ会話をする際に、「岡山県は場所は知っているけど詳しくは全然知らない」と言う回答が多く岡山県の認知度の低さを痛感しました。

親友もでき、関西の街にも愛着が芽生えたことから、「大好きな関西の方々に、岡山県をもっと知ってもらいたい。岡山県の魅力を伝えたい。」と思うようになりました。

そこで、どうやって岡山県の魅力を伝えられるか模索していたとき、偶然見つけた「大阪初の岡山日帰りツアー」に参加しました。ぼくの故郷で、関西の観光客がどんな反応をするか、強く興味が沸いたからです。

ツアー内容は、王道の「白桃狩り」でした。岡山で産まれ育ったぼくは、桃の木は見慣れていましたが、関西からの参加者は、一様に「木に実っている白桃」を写真に納めていました。

その光景を見て「自分が当たり前と思っていることが他人には魅力的に映る」ことをまざまざと思い知りました。参加者が、もぎたての白桃を食べながら楽しそうにしている様子を見て「これ(観光PR)だ‼️」と思いました。

ツアー参加後、即刻退職し観光業の勉強を始めました。その直後アベノミクスの三本の矢が放たれました。

国より先に「観光」に関心を持ったことは小さな自負です。

(vol.2へ続く)