【ぼくが観光振興に関心を持つわけ vol.2】(自己紹介)
「観光」の勉強を始めてまもなく、とある書から、今のぼくの観光の考え方の軸となった学びを得ました。以下の内容は、ぼくが学んだ書籍からの引用が多分にあります。
ぼくが「観光学」を始めた動機は、
1.県外に向けておかやまの観光の魅力を伝えて、
2.県外からおかやまに観光に来ていただく。 ことです。
「観光」と類似してよく使われる言葉で「旅行」がありますが、「旅行」とは「人・物が物理的に移動すること」であるので、ぼくの目的とは異なります。
ぼくは、「おかやまに、県外から観光客を迎えたい」のです。
さらに、「観光業」とは、旅行会社、宿泊施設にとどまらず、広義では、「社会に存在する全ての業種が観光の一端を担っている」ことから、「総合戦略産業」であるという解釈を得ました。
その解釈から言えば、ぼくが従事していた貿易業界も観光業の一旦であり、今までのキャリアは一切無駄にはならないと知り、これほどやりがいのある職種はないと確信しました。
そうならば、国土交通省の管轄下に観光庁があることに違和感を覚えます。仮に「旅行庁」であれば腑に落ちますが、観光庁であれば、本来ならば、経済産業省の管轄下、もしくは、本気で「観光立国」を目指すのであれば「観光省」が相応だと個人的に思います。
また、観光とは、「知的好奇心(エデュケーション)と娯楽(エンターテイメント)の融合「エデュテイメント」であることから、最も文化的で人間らしい経済活動と言えます。
さらに、観光は、目的地が平和であることが大前提です。紛争地域やスラム街などに、観光したいと思うひとはいません。
つまり、逆説的に考えて、元気な観光地が増えることで、平和づくりにつながるのではないかとも思うことが観光の道を選んだ動機のひとつです。
(vol. 3に続く)
【ぼくが観光振興に関心を持つわけ vol.1】(自己紹介)
ぼくが、今のように観光振興に関心を初めて持ったのはちょうど8年前。大阪の民間会社で、貿易事務や通関士の仕事をしていた頃です。
貿易業界で8年間働くなか、少しずつ友人ができ会話をする際に、「岡山県は場所は知っているけど詳しくは全然知らない」と言う回答が多く岡山県の認知度の低さを痛感しました。
親友もでき、関西の街にも愛着が芽生えたことから、「大好きな関西の方々に、岡山県をもっと知ってもらいたい。岡山県の魅力を伝えたい。」と思うようになりました。
そこで、どうやって岡山県の魅力を伝えられるか模索していたとき、偶然見つけた「大阪初の岡山日帰りツアー」に参加しました。ぼくの故郷で、関西の観光客がどんな反応をするか、強く興味が沸いたからです。
ツアー内容は、王道の「白桃狩り」でした。岡山で産まれ育ったぼくは、桃の木は見慣れていましたが、関西からの参加者は、一様に「木に実っている白桃」を写真に納めていました。
その光景を見て「自分が当たり前と思っていることが他人には魅力的に映る」ことをまざまざと思い知りました。参加者が、もぎたての白桃を食べながら楽しそうにしている様子を見て「これ(観光PR)だ‼️」と思いました。
ツアー参加後、即刻退職し観光業の勉強を始めました。その直後アベノミクスの三本の矢が放たれました。
国より先に「観光」に関心を持ったことは小さな自負です。
(vol.2へ続く)
新年明けましておめでとうございます。
本来は、元旦に、毎年恒例の「岡山後楽園 タンチョウの園内散策」が催されますが、今年は、新型コロナや鳥インフルエンザの影響で中止されています。
観客の頭上を飛ぶタンチョウの姿は、まるで、新年を祝うかのように、優美で、とても贅沢な時間を与えてくれます。
ここに、昨年のタンチョウの動画を含む投稿をシェアします。
その勇姿を観賞できないのは非常に残念です。
本年こそは、新型コロナと鳥インフルエンザが早期終息し、
一昨年のような、日常に戻ることを切に祈願いたします。
Facebookのお友達のみなさま、アフターコロナ期には、ぜひ、岡山県に観光にお越しください。https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2673951139351895&id=100002111053142
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